二条 やま岸

「二条やま岸」ではメインの”だし鍋”を、料理長もしくは女将がお客様の目の前で丁寧に仕上げていきます。一人ひとりの進み具合を見て、しゃぶしゃぶの火入れから、器への取り分けまで行い、最高級の食材をいちばん美味しい状態でお召し上がりいただけるよう提供いたします。本店のクラシカルなカウンター席とは異なる、落ち着いた客席ならではのおもてなしをご堪能ください。

鍋に至るまでに提供される懐石は「富小路やま岸」の志を継承しつつ、遊び心も取り入れた当店でしか味わえない季節の滋味をご堪能いただけます。また「二条やま岸」名物、女将が目の前で巻く手巻き寿司”うとい和え”は、味とともに女将のおもてなしの心のこもった逸品です。

築140年の風情を残しつつ全面リノベーションした店内。石畳の路地を通り進む玄関は、和の趣を感じる上品な雰囲気です。天井は高く、1組ずつ区切られた掘りごたつ席を配しております。流線形の銀の鍋や、現代作家を中心とした遊び心のある多様な器や酒器も、料理とともにお楽しみいただけます。