夕星

料理長は、荻窪の名店で研鑽を積んだ後、弊社が月島で7年間営業していた『玄粋庵KITSUNÉ』で腕を振るってきました。蕎麦の産地は茨城県にこだわり、石臼で丁寧に挽いた蕎麦粉を使用。噛むほどに香りと甘味が広がる味わい豊かな蕎麦を、20種類以上ご用意しております。「比内地鶏の粗挽きそば」や「キノコの粗挽きそば」など、当店ならではのメニューもございますので、ぜひお試しください。

「フォアグラの三五八テリーヌ」は、代官山のフレンチの名店「レザンファンギャテ」の松澤シェフが、当店の蕎麦のために作られた逸品。塩、米麹、米を3:5:8の割合で混ぜ合わせた麹床に漬けることでまろやかな味わいへと変化したフォアグラと、米の研ぎ汁で炊いたほのかな甘みが漂う大根、そしてワサビの茎の醤油漬けと香ばしいクルミのコンソメゼリー寄せの3種が層となり、絶妙なマリアージュを生み出します。

日本家屋調の外観でありながら、店内に入ると日×仏が生み出す蕎麦屋らしからぬ空間が広がります。壁には江戸の浮世絵師、葛飾北斎や歌川広重、そして同時代に彼らに影響を受けたフランスの印象派モネやゴッホの作品を。椅子や食器はフランスのブランド「アスティエ・ド・ヴィラット」を取り入れています。オーナーの"江戸時代にもし、蕎麦屋がフランスにあったら?"という発想によって作られたユニークな空間もお愉しみ下さい。